ご相談時の経営状況につきましては、営業利益にて赤字計上を余儀なくされ、取引金融機関からは元本据置の条件変更の応諾をいただいておりましたが、支払利息を支払うのがやっとという状況でした。
同社は、100%受注生産の形態で毎月リピートで得意先から受注しておりましたが、部品ごとの不良率等を把握できていなかったことから、何が儲かっていたか、何が儲かっていないのかが感覚的にしか把握できていない状態でしたので、先ずは現場での管理体制構築を進めるご支援をさせていただきました。
結果、売上高は横ばいなるも営業利益にて30百万円を計上するまで改善改革することができました。
対応策
- 管理会計を導入
- 予算実績管理の徹底
- 部品別の原価試算
- 部品別不良率の明確化
- 製造現場作業者の方々の意識改革
Before
売上高6億円、営業利益▲35百万円
After
売上高6億円、営業利益30百万円