ご相談時の経営状況につきましては、案件別に儲かっているか否かが把握できない状況で売上高を上げるためには、従前業者より価格を下げて受注せざるを得なく価格競争をこのまま続けてよいものか否か疑問に感じられておりました。
売上高重視の考えから利益重視の考え方に変革していただく必要があったことから、先ずは経営層および現場管理者交えて利益重視の考え方について何度となく打ち合わせの場を持たせていただきました。
その際には、損益計算書の構造もあわせてご説明させていただき、どうすれば、粗利益、営業利益が増加するかを胎落ちしていただく場を持っていただきました。
今では、毎月開催される営業会議時には物件別に粗利益額、営業利益額が把握でき、改善改革するポイントが明確になり粗利益段階での赤字物件は皆無となりました。
対応策
- 現場管理者の意識改革
- 物件別損益の明確化
- 予算実機管理の徹底
- 新商品(新サービス)の検討
- 見積り精度の向上
Before
売上高4億円、営業利益▲10百万円
After
売上高4億円、営業利益40百万円